中辰の昆布の賞味期限と保存方法
■乾燥昆布は長期保存が可能
一般的な乾燥昆布は長期保存が可能です。賞味期限は法律上、長い年月の記載ができないことになっており、昆布の賞味期限もだいたい1年に設定されています。しかし実際は1年を過ぎてもおいしく食べられます。
昆布は寝かすことでさらにおいしくなると言われていますが、水分を含むとカビが生えやすくなり、期限内でも食べられなくなるので保存方法には注意が必要です。
中辰で加工販売されている昆布は、日本沿岸で収穫された良質なものです。期限内に使い切れなかったとしても保存が利くので、安心して購入できます。
■昆布を寝かす作業
昆布を寝かす作業を囲いと言います。蔵囲いとも言われ、収穫後の昆布を専用の蔵で寝かせて熟成させることで、昆布の匂いや磯臭さが消え、芳醇な香りにするのが目的です。
寝かせる年数は昆布の種類によっても違い、羅臼昆布は2年から3年、利尻昆布は20年以上寝かすこともあります。この作業により昆布の繊維が柔らかくなり風味のあるだしが出るので、高級料亭のだし昆布としても幅広く利用されています。
高級感のあるだしを味わえるので、中辰で販売されている昆布はお土産にも最適です。
■保存時のポイント
昆布を保存する場所は冷暗所がおすすめです。昆布は湿気に弱いので、冷蔵庫で保存するとカビの発生の原因にもなり、他の食品の匂いが移る可能性があります。高温多湿を避け、日光の当たらない場所を選びましょう。
保存の際は使いやすい大きさにあらかじめカットしておくのもポイントです。昆布には塩分が含まれており、金属製の容器を使用すると錆びの原因になるので、匂いの移らないプラスチック製の容器に保存します。中辰の昆布を購入後、正しい方法で保存しておくと、長期間経過しても風味が変わりません。
だし取りで使った昆布は再利用が可能です。佃煮や塩昆布、おにぎりの具など、少し味付けしてアレンジすることで違った楽しみ方ができます。
特に佃煮は醤油と砂糖で濃いめの味付けをするため、だし取り後の昆布でもとてもおいしくいただけるのでおすすめです。中辰の昆布でまずだしのおいしさを味わい、だし取りに使った昆布を佃煮にして2度味わってみてはいかがでしょうか。
■昆布の選び方
おいしい昆布の選び方のポイントは、肉厚でマンニットが全体的についているものを選ぶことです。マンニットとは、昆布の表面についている白い粉のことを言います。これはうまみ成分で、昆布のおいしさを左右する重要なものです。
もうひとつのポイントとしては、艶のある濃い緑色のものを選ぶことです。見極めが難しいかもしれませんが、良く観察することが大切です。中辰のスタッフに聞いてみるのも良いかもしれません。
中辰はちりめんが有名ですが、昆布も上質なものを販売しているので、毎日の調理に使ってみてはいかがでしょうか。
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